もし現在、自分の大切な親族や知人が急にいなくなってしまいどうすれば良いか分からないといった混乱状態の方は、まずはこの記事を見て少しでも冷静になり対処していただくことをオススメいたします。

自分にとって大切な方が急にいなくなってしまうととても動転されるでしょうし、一刻も早くなんとかしたいと思われるでしょうが、きちんとした方向に動く必要があり、それにより無事な発見に繋がるのです。

しかし、ほとんどの方は人を探すためにはどのように行動すれば良いか?咄嗟に分かる方はいらっしゃいません。警察に依頼すれば総動員で必死に捜索してくれる、というわけでもないのです。

人探しは、実は探偵社や興信所の仕事の一つでもあり、内容次第では警察よりも探偵社や興信所に依頼することで早期発見に繋がることにもなります。

では、どのような内容であればそうなるのか?実例を交え詳しく解説していきますので一読してみてください。

1.家出人や失踪人の発生状況とは?

1−1.警察への捜索願届出数は横ばい

  

参照元:警察庁生活安全局生活安全企画課「平成27年中における行方不明者の状況」より

1−2.女性よりも圧倒的に男性の家出・失踪人が多い

1−3.家出・失踪する主な理由とは?

  • 離婚届けを置いたまま帰ってこない夫
  • パートに行くと言って出たまま帰ってこない妻
  • 友人宅に泊まると言って出て行った子供
  • 不倫していた相手と駆け落ちしたかもしれない
  • 都会に憧れていた子供の行方が分からなくなった
  • 少し厳しく叱ってしまった子供が帰ってこない
  • 高齢で認知症気味だった父が失踪してしまった

2.まずは最寄りの警察署へ捜索願いを提出

2−1.家出人には特異家出人と一般家出人の2つに分類される

失踪した人物を捜索したいと思った場合において、まず第一に実施すべきこととしては最寄りの警察署へ捜索願いを出すことになります。

その際、捜索願いには2種類あります。

警察ができること

命の危険がある失踪人の捜索

事件性のある失踪人の捜索

失踪人が未成年の場合の捜索

警察ができないこと

探偵ができること

警察に届け出したとしても不十分

警察へ捜索願を出したとしても、積極的に捜索してくれるわけではありません。事件性や命の危険があると判断した場合のみであり、ただいなくなった人の捜索に動いてくれる訳ではないのです。だからこそ、警察への届け出は必ず出した上で、違う手段も検討していきましょう。

家出人・失踪者の捜索は一刻も早く行うべき

48時間を経過した時点で一気に死亡率が上がってしまう

2.人探しはどのような探偵社や興信所に依頼すべき?

2-1.人探しが得意な探偵社や興信所の選び方は

2-2.人探しが出来る探偵社や興信所は限られている

まず大前提としては、全ての探偵社や興信所が人探しが出来るわけではありません。出来る能力と人員のある探偵社はほんのごく一部であり、全体の3%程度でしょう。

何故かというと、人探しには経験値はもちろん、対人コミュニケーションスキルや、数多くの捜索スタッフがいないと調査が出来ないからです。

2-3.探偵社や興信所はどのような捜索方法をしているのか?

探偵社や興信所はまず、人探しの依頼を受けた時点で家宅捜索といって失踪前に居住していたところを調査します。そこに残されたPCやメモなどの記録情報を元に捜索方法や範囲を特定し、そこからローラー捜索という方法で捜索を行います。この捜索には最低4~5名の捜索スタッフが必要な上、そのスタッフは捜索エリア内の宿泊施設やネットカフェ、サウナなどの立ち寄る可能性の場所に聞き込み調査を実施しますので、聞き込みスキルのある人間が捜索しないと発見に至りません。

また、捜索活動を通じて、直感を働かせて失踪先を絞り込む必要がありますので、経験豊富なスタッフが捜索しないと発見に至らないのです。

2ー4.警察OBや捜索活動だけに携わっているスタッフが在籍している探偵社を選ぶ

先ほど述べたように、捜索には直感が必要であり、それには経験がとても重要になります。聞き込み先の相手から得られた情報を元に、失踪者がどこに向かっていそうなのかを分析する能力も必要になってきますので、

警察犬(捜索犬)を導入している探偵社に依頼すべきか?

結論から言うと、警察犬については探偵社が行う捜索に全く必要なく実際には使用されてもいません。というのも、まず警察犬が実際の捜索活動に役立つタイミングというのは命の危険があり、その場合には警察の捜査範囲となるからです。

まず、人探しにおいて警察犬が必要な場面とは

①命の危険がある失踪で、樹海などの自然の中を捜索する場合が前提となりますが、このような捜索は警察の捜査範囲であり、わざわざ探偵社が行う範囲ではありません。

命の危険性や事件性があれば警察に捜索を依頼すべきであり、探偵社が一緒に捜索することは不可能な上、捜索を邪魔する形にも繋がります。

あくまで探偵社の広告のために、警察犬の存在を表記させています。

人探しが成功した発見事例

失踪人は40代男性。失踪人の妻から依頼を受ける。

仕事に行くと言って出ていったまま帰宅せず、携帯電話も繋がらなくなった。そのまま次の日になった時点でおかしいと感じ、まずは警察への捜索願いをするも積極的な

と同時に探偵社へ依頼

料金の目安は?