人探しを依頼する場合どのような探偵社を選べばいいの?
人探し料金の相場はどのくらい?
さて、各探偵社のHPには料金の説明が記載されているかと思いますが、料金はどの探偵社も同じではないでしょう。さらに、HPに記載されている値段で調査を行ってくれるという事は、ほとんどありません。
人探しにおける料金を上下するポイントがいくつかあるのです。基本的には、調査の難易度が高ければ高いほど料金も高くなっていくものだと考えて下さい。
大まかに分けると2つのポイントで難易度は上下します。
一つは対象者の現状。そしてもう一つは対象者の情報量、質です。
対象者の現状
対象者がどのような状態にあるかという点とは、対象者がどこかで通常の生活をしているか、それとも、逃げている状態かです。
例えば、対象者が初恋の人、恩師などの場合は、通常の生活をしていると考えられます。
一方、対象者がいきなり家出をした子供や肉親だと、自分の痕跡を残していると考えられます。また、見つからないように住所を転々としたりするかもしれません。このような対象者は自分が追われる可能性があると思いながら生活していると思いますので、逃げている状態といえます。
難易度も当然ながら、前者の方が低く、後者の方が高い傾向にありますので、値段も後者の方が高くなります。
対象者の情報量、質
同じ場合でも、いずれの情報も確実に分かっており、例えば勤務先の場所や名前などが分かっていれば比較的探しやすいと言えるでしょう。
このように人探しは、勿論情報量が多いに越したことはありませんが、それぞれの情報には正確性などの質が求められます。
難易度に応じて料金が上下するのはどうして?
では、なぜ調査の難易度によって料金に影響が出て来るのかと言うと、それは調査方法に違いが出るからです。
人探しは主に、公的な資料や探偵社独自の情報調査と、実際に現場に足を運び、聞き込みや追跡などを行う現場調査を駆使しながら進めていきます。
対象者が初恋の人の場合で、情報が正確で多く、さらに対象者が逃げている状態でなければ、情報調査のみで居場所を特定できるようなケースも多く、その分料金も安く済みます。
それに対し、家出人の調査となると、正確な情報が沢山そろっていても、対象者がホテルや友人知人宅等転々としている場合がありますので、情報調査のみでは難しく、現場調査が大半となってきますので、料金も高くなります。
人探しの料金体系
人探しにおいては、多くの探偵社が成功報酬制を採用しています。
成功報酬制とは別に着手金と言い、調査員の人件費や諸経費を最初に請求するところが殆どでしょう。この着手金は調査の目的を達成できなくても必要な料金です。そして、達成できた場合に成功報酬が発生するという仕組みです。
とはいえ、どのような依頼内容でも探偵社に依頼する案件はどれも難しいものばかりです。ですので、実際に調査を行ってみなければ探し出せるかどうかわからないといったケースも多く、もし、探し出す事ができなくても人件費だけはかかります。
広告に必ず見つけ出します。と謳っているような探偵社は逆に怪しいので注意した方が良いでしょう。
探偵社に依頼するタイミングは?
人探しは一日でも早く着手する事が重要です。というのも、年月が経てば経つほど、既に亡くなっている場合があります。家族の失踪や家出は事件に巻き込まれている可能性もありますので、早急に依頼する方が良いでしょう。
調査料金の相場は、おおよそ10万円~40万円程です。やはり、情報量が少なかったり、昔の情報だったりすれば、料金は高くなる傾向にあります。
契約書の確認は必ずしましょう
料金はやはり探偵社によって違います。ですので、実際に面談に行った際には契約を交わす前に料金の説明をきちんとしてもらいましょう。分からない点があれば聞くようにして下さい。優良な探偵社だと丁寧に説明してくれるはずです。
そして、契約する際に契約書にサイン等しますが、この契約書には必ず目を通すようにして下さい。場合によっては質問しても良いでしょう。
依頼者との料金のトラブルが一番多いので、後からこじれないように最初から分からない点はなくすようにしておいて下さい。
まとめ
人探しはノウハウや実績がある探偵社に頼むのが良いかと思います。そうなるとやはり大手の探偵社という事になります。実際に相談してみてなるべく早く行動を起こすことが、早期発見の近道です。
あなたの大切な人が見つかるように願っています。