家族ともめてしまい、どうしても家にいたくないと考えている人はいると思います。
主婦の方だと、日頃の家事のありがたみを分からせたい。子育てに疲れた。日頃のストレスを夫にぶつけてしまいそう。
子どもなら、何かと口うるさい家にいたくない。親からの暴力や怒鳴り声から逃げたい。
といった理由の場合、家以外でも過ごす事のできる場所をいろいろ紹介していきます。
今回紹介する内容はいずれも手軽に出来る家出です。ですので、その分長期間の家出には向いていません。あくまでプチ家出ですのでご了承下さい。
数時間のプチ家出場所
学校・塾
学校や塾に行っている学生の場合、予め事情を先生に相談をしていれば夜遅くまで学校にいる事が出来ます。もっと遅くまで残りたい場合は、学校全体の部活動が終わるまで居続ける事は出来ます。同じような理由で塾も勉強したいという名目で相談すれば、遅くまで残る事が出来るでしょう。
公園
とりあえず家出をしてみたものの、何も計画していなかった場合、候補に浮かぶ場所が公園ではないかと思います。確かに無料でいれる場所ですが、長時間居続ける事も難しいと思います。特に未成年の人だと長時間公園に佇んでいると、近隣の住民から通報されてしまい、親元へ強制的に連れ戻されるかもしれません。ですので、公園はプチ家出を計画する際に一時的に利用する施設と考えた方が良いでしょう。
図書館
図書館は無料でプチ家出を計画する場所には比較的最適かもしれません。空調は効いていますし、好きな本が読めます。しかし、唯一のネックが閉館時間が早いところだと17時、遅くても20時くらいまでと早目なのが難点です。しかし、朝昼過ごすには最高の場所です。平日に行ってもいいし、休日家にいたくないと考えているのなら、とても頼りになる場所ではないでしょうか。
コンビニ
コンビニも空調が効いていて、過ごしやすい環境ではありますが、長時間居れない事がネックです。コンビニでのプチ家出方法となると、雑誌類の立ち読みになりますが、最近のコンビニの多くはマンガだけではなく、全ての雑誌類が立ち読み防止の為にラッピングされています。また、立ち読みだと足が疲れる事もマイナス点となります。
駅前のコンビニや大きなコンビニだと長時間立ち読みをしていると、店員さんから注意や追い出されたりする事もあります。
プチ家出を実行する際に、飲食類を購入したりするのも良いでしょう。
古本屋
こちらも立ち読みをして過ごす事になりますが、コンビニと違い、基本的には立ち読みをし続けられる点が挙げられます。大手の古本屋であるブックオフは多くの人が立ち読みをしています。ですので、余程悪質な行為をしない限り、店員さんから注意されることもないでしょう。やはり難点は足が疲れてくるという点でしょうか。
24時間営業しているファーストフード店
ファミレスやマクドナルドなど、24時間営業しているファーストフード店で一夜を過ごすのもプチ家出では有効です。パソコンやスマートフォンで時間をつぶす場合、コンセント付がある席かどうかを見ておくと良いかもしれません。
ショッピングモール
大きなショッピングモールだと、無料で座れるスペースが沢山あります。フードコートのテーブルや、建物内のベンチやトイレ前にあるイスなどです。他にもエレベーターホールやエスカレーターの付近にもイスが設置されている建物も多く、長時間過ごせる場所の候補でしょう。さらに、多くのショッピングモールが22時まで閉店する事はありませんので、夜遅くまでいれる場所でもあります。
パチンコ店
意外かと思うかもしれませんが、最近のパチンコ店の休憩スペースはとても綺麗になっています。テレビも設置されていますし、マンガや週刊誌も置いています。しかし、場所が場所ですので、騒々しくタバコの煙などが気になるところです。後は、未成年者の人は入れないという点もネックです。成人している方でお金を使わずにプチ家出をしたいと考えている人は一度行ってみて下さい。
一週間前後のプチ家出場所
温泉
温泉は入館料さえ払えば、何時間でも滞在できるのがメリットです。また、温泉には休憩スペースがあり、テレビを見たり、仮眠を取る事ができます。また、場所によっては深夜も営業している所や、24時間営業している温泉もあります。ストレスを解消しつつ過ごす事が出来ます。
今日は帰りたくないならば、そのまま一泊しても良いでしょう。
友達や親せきの家
あなたの急なお願いを聞いてくれるような頼れる友人や親戚がいれば、一晩泊めさせてもらう事も視野に入れて良いかもしれません。しかし、何日も何度も泊まらせて貰うと申し訳なさから、両者の関係が悪化するかもしれません。
泊まる場合は、必ず事情を説明しましょう。下手に嘘をついたり、隠したりすると、その頼りになる方もあなたに味方してくれなくなるかもしれません。万が一長期間滞在する場合は、お金はいいよと言ってくれても、お金は払うように心がけた方が良いでしょう。
車中泊
車を所持している方や主婦の場合、プチ家出でもスケールが大きくなってきます。なぜなら徒歩に比べて行動範囲が滅茶苦茶広いからです。行き先はどこでも構いません。どこか適当な駐車場に停めて、車内で一日過ごしても構いませんし、どこか知らない土地や行きたかった場所に行くなど選択肢がとてもある事がメリットです。
ただ、ガソリン代や駐車場代、それに高速道路を利用する場合、高速代がかかってくる事がデメリットでしょうか。
ネットカフェ
近年急激に増加してきているジャンルです。値段は安く、フリードリンク制の店舗が多く、店によってはソフトクリームや汁物も無料のところもあります。
好きなマンガも読めますが、やはり料金がかかってくるのが難点です。深夜帯なら割引している店が多いので調べてみて下さい。
カラオケ
日頃のストレスを解消しながらプチ家出を行う事が可能です。料金も高くなく、朝方まで営業している店が殆どでしょう。うるさくても眠れる方でしたら、比較的長期間の家出でも利用できるのではないでしょうか。
都会の方に行くと24時間営業している店もあります。しかし、ネットカフェもですが、身分証や会員登録が必要な店が多く、未成年は深夜利用できないでしょう。
ホテル
お金がある主婦や成人の場合は、ホテルに宿泊するというのも選択肢の一つでしょう。料金は当然高くなりますが、その分一人の時間を確保できますので、ゆっくり考えたい場合はありでしょう。
じゃらんや楽天トラブルのようなホテルサイトを利用すれば3000円程で宿泊できますので、ぜひ利用してみて下さい。
1週間ほどの中期のプチ家出の場合、大きなカバンに食べ物や着替えを持っていくのがお勧めです。しかし、ホテルの宿泊には身分証必須のところが多い為、未成年者の利用は難しいでしょう。
野宿
どこでも寝れるし、サバイバル知識がある人なら野宿も候補の一つでしょう。テントや寝袋などを持って、川や山で過ごせる人なら宿泊地を探す心配が必要ありません。しかし、知識があっても実行するには難しいと思います。
なにより、夜寝ている間に盗難にあったり、最悪事件に巻き込まれてしまう可能性がありますので正直オススメしません。
まとめ
今回、沢山のプチ家出の方法を纏めました。しかし、家出をする事が目的にならないでください。あくまで問題にぶち当たって、どうしようもない場合の選択肢ですので、家出をしなくても解決できるのなら、しないに越したことはありません。