ある日突然、子どもが家に帰って来なくなったり、夫が会社に出社もしていなかったり、妻がいきなり消えたりした

といった事が、あなたに起こっていませんか?

大切な人が今どこにいて、無事なのかとても心配で仕方がない事でしょう。一刻も早く見つけ出したいと願っているはずに違いありません。

しかし、悠長にしていられないのも事実です。家出してから一週間以上経過していると、見つけ出す確率が非常に低くなってしまいます。最悪、見つけ出せないケースもあります。

本記事では、家出人をどのように探すのかを解説していきます。

 

家出人の捜し方①警察

家出人を探そうとすると、大半の人は警察に捜索願を届け出をする事を考えるでしょう。

勿論、事件や事故に巻き込まれている可能性が高い場合や、自殺する恐れが高い場合、認知症を患っており、危険な場合などは直ぐさま警察に届出をして下さい。

こういった場合は、一刻も早く110番・最寄りの警察署などに電話をして指示を仰いでください。

しかし、このような事件性がある家出や失踪を除けば、警察は通常業務を通じて、家出人の発見に努めます。

発見に至るケースは家出人が事件事故に巻き込まれる・警察の職務質問を受ける・交通違反などで警察に本人確認をする

などによって、家出人と判明した時、初めて届出をしている人の元へ連絡が行きます。

つまり、本人の意思で家出をしており、なおかつ事件事故に巻き込まれていない場合は、警察の通常業務中には早期発見が期待できません。

また、警察より先に家出人を発見した場合は警察に連絡をして、家出人の捜索解除連絡を入れる必要があります。

連絡を怠ると、本人が行く先々で警察に行方不明者扱いを受ける事になります。

早期発見は警察に届出しただけでは期待出来ないとなるとどうしますか?

家出人の捜し方②自力で探す

自分の力で家出人を探す場合、調査方法に限界があります。

それは捜索できる範囲だったり、捜査に充てる時間だったり人数だったりします。

例えば、かなり時間がかかったとしてもあなたは家出人を探し続けられますか?人探しのプロである探偵が捜査をしても、2週間以上かかる場合も珍しくありません。場合によっては一カ月以上かかる案件もあります。

さらに、家出人が失踪した理由を考えてみて下さい。本人が何を考えているか慎重に推察しないと、事態が悪化する場合があります。

現状を捨ててまで行っている家出や失踪ならば、本人の周囲に探しているという情報が入ると、さらに逃亡する恐れがあります。

さらに、家出人にはあなたの顔を知られているということも忘れてはいけません。つまり、身内だけで探そうとするとどうしても限界がきてしまいます。

中途半端な調査ではさらに遠くへ逃げてしまいます。

また捜し方によっては、家出人の感情に刺激を与え暴力沙汰になったり、自殺するケースまであります。

こういった理由から、家出捜索は人探しのプロに任せた方が良い場合が殆どです。

家出人の捜し方③探偵に依頼する

家出人を探す場合、探偵に依頼するのが一番早く、確実に捜査が進みます。しかし、探偵という業界は良く知らないという人が大多数ではありませんか?

悪徳業者だったら料金をぼったくられるのではないか?探偵社が多すぎて何を基準に選べばいいのか分からない。情報が少なすぎて依頼を引き受けてくれるのか心配

といった悩みがあると思います。

探偵社を選ぶ場合のポイントは、人探し調査は探偵業務の中で調査能力の差が出やすい業務です。無事発見できるのは、事前に用意する情報量に大きく左右されます。探偵に家出人捜索をお願いしたからと必ず見つかる保証はありません。

ですので、信頼できる探偵社を選ぶ必要があります。

 

その基準は、HPにきちんと届出が出されているか確認しましょう。

また、人探しは調査員の人数に直結します。ですので、大手の探偵社を選ぶのも大きなポイントとなります。

さらに、現在では相談無料の探偵社が増えてきています。契約するしないに関わらず、相談をしてみて下さい。料金の悩みや心配事がある場合、全て質問してみて下さい。優良な探偵社の場合、必ず丁寧に説明してくれます。

家出人捜査は一刻を争いますが、だからといってどこに依頼してもいいわけではありません。残念ながら、今でも悪徳な探偵社というのは存在しているからです。

この探偵社だと任せてもいいと思えるような印象が感じることが出来れば、そこで初めて契約しても良いでしょう。

まとめ

人探しのプロである探偵でも2週間、案件によっては一カ月単位で日数がかかります。自力で探すとなるとそれ以上の時間が必要であることは想像がつくことでしょう。探偵社に依頼する場合のメリットはそれだけではありません。あなたのメンタルサポートや家出人の発見後のアフターフォローまで行ってくれます。

当事者同士で話し合いをすると、つい言い争いになってしまうこともしばしばあります。せっかく見つけ出せたのに、再び家出を実行してしまうケースも珍しくありません。二度目以降の家出は発見の難易度がとても高くなります。

そういった事を避ける為にも探偵社に依頼するという選択肢も視野に入れて下さい。

もし依頼する場合は、早目に捜査を依頼することも忘れないで下さい。