恋人や昔お世話になった恩師、親や子ども…。あなたの大切な人は周りに沢山いると思います。しかし、その大切な人がいなくなったら?あなたはどうしますか?きっと探そうとするでしょう。しかし、自分の力で探そうとすると、様々な知識や探し出す技術が必要です。また、気をつけなければ、法律に引っかかったり、情報が流失したりして、あなただけではなく、探している人にまで危険が及んだりします。そこで、人探しを行う上で、効果的で確実。さらに安全で安心な人探しの方法を色々紹介、説明していきます。

人を探す!その前に…

探したい人がいなくなって、一刻も早く動き出さないと!思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。一旦冷静になって立ち止まりましょう。人探しだけではありませんが、情報を整理してからでないと、上手くいくものも失敗してしまいます。

情報が沢山あればあるほど、人探しの確率は高くなります。当たり前の事と思うかもしれませんが、一般の方は当事者になってしまうと、その当たり前の事が出来ない場合が多いのです。

 

必要な情報とは

情報を整理する大切さは、例えば、警察に捜索願を届出したり、探偵に依頼する場合にも役立ちます。つまり、今から紹介する情報をまとめておくと、自力で調査する以外の選択肢を選ぶ際に、スムーズになります。必要な情報は要約すると以下の三点です。

探したい人の個人情報

当然ですが、探したい人の詳しい情報は必須です。ご家族や身内の方が探したい人の場合は詳しい情報を伝える事が出来ると思いますが、そうでない人、例えば、初恋の人だったり、学生時代の恩師だったり、親友だったりすると、分からない個人情報があったりすると思います。その場合は、出来るのなら、全て調べましょう。可能であれば、探したい人の実家や旧住所を訪ねてみて、詳しい情報を入手しましょう。

必要な情報は、まず氏名・生年月日・旧住所。さらに携帯番号や勤務先の情報を整理しておくのがベターです。

探したい人の外見的特徴

情報提供を求めたりする場合、探したい人の特徴をまとめていなければ、容易に尋ねたり出来ません。曖昧な情報で情報提供を求めても、間違った発見連絡や情報が来る場合があります。そこで、探したい人の身長・体重やよく着る服装や最後に着ていた服装・髪型、メガネの有無などが分かれば良いでしょう。さらに、耳やホクロ、傷や鼻などが特徴的な場合は必ずまとめておきましょう。

もし、本人の写真があるなら、正面だけではなく、斜め、横顔など複数の角度があると良いです。

探したい人のサイトの情報

SNSやブログは本人の思考や行動がストレートに表れていますので、人探しをする上でかなり大切です。分かるのならば、使用しているパソコンや携帯電話のメールアドレスや使用していたブログ等が分かるのならば、情報を整理しておきましょう。

 

警察に頼って人探しをする

人を探したい場合、多くの人が思い浮かぶ方法が警察の力を借りる事だと思います。行方不明者届出を警察に出す事で、警察が家出人として登録して、捜索をしてくれます。しかし、事件性の無い、一般的な家出の場合は本格的に探してはくれません。

これまでは警察に届出を出せる人は家出人の保護者、配偶者、親族、家出人の監護者のみと決められていましたが、現在は同居人や恋人、知人、勤務先の上司雇用主、担当の教員や福祉関係職員の方などのような家出した人と社会生活において密接な関係があった方であれば届出ることが出来るようになっています。しかし、旧友や恩師・初恋の人などや生き別れの親兄弟などの場合は事件性が無い限り、行方不明者届出を出せません。その場合は自力で探すか探偵に依頼するしか方法がありません。
また、仮に、家出人が遠く離れた場所に住んでいたとしても、一番近くの交番や警察署で届出する事が出来ます。

本格的に探してくれはしないですが、全国の警察ネットワークで共有されますし、何より料金がかからないので、警察に届出る事はしておきましょう。

 

人探し掲示板を利用して人探しをする

インターネットは様々な情報やサイトがあります。勿論、人探しに使えるサイトもあり、人探し掲示板という無料で利用できる人探しサイトがあります。探している人の情報を記入する事で、情報を待ちます。こちらの方法も無料で出来る上に、不特定多数に対して、情報を求める事が出来るメリットがあります。

しかし、一方で情報が悪用されたりする可能性があります。ですので、電話番号や写真等を載せる場合は慎重に書き込むようにして下さい。さらに、情報が届いても、嘘だったり、間違った情報だったりで効果が無い場合もあります。また、一つの掲示板サイトを利用するだけでは効果が薄いです。定期的に更新していかなくてはなりません。

探している人の情報をインターネット上に載せる訳ですから、本人から直接訴えられる可能性もあります。ですので、人探し掲示板のみを利用して人探しを行うという方法は確実性に乏しく、現実的ではありません。

ビラ配りや周囲への聞き込みで人探しをする

まず初めに注意しておきたいのですが、ビラ配りで人探しを行う場合、家族のような自分と深く関係する人が対象の場合のみにして下さい。それ以外の人の場合はトラブルの原因となります。ビラを作成する時、タイトルは短く簡潔にわかるようにして下さい。タイトルが長かったり、複雑だったりすると、目を通して貰えない事が多いからです。内容としては、まず写真は必須です。なるべく複数の写真を載せるようにし、別角度の顔写真を用意しましょう。全身の写真もあると良いです。他、氏名、年齢、身長や体重など基本的な情報。よく行う癖や目立つ身体的特徴。失踪した最後の目撃場所や本人へのメッセージ等があれば十分だと思います。最後に、目撃した際の連絡先を忘れずに作成しておいて下さい。

ビラ配りは直ぐに実行でき、好きな場所で行えるメリットはありますが、この方法もやはり情報の確実性に欠け、場合によっては、情報が全く入ってこないという事もあります。探している人がある程度分かっていないと全く効果が無い場合もあります。

SNSを利用して人探しをする

SNSもインターネットを通して、無料で利用できます。SNSには検索機能や特定の集まりのサークルがあったり、人探しをするには便利な機能が一杯あります。しかし、ネット上は匿名性が強く、情報の正確性はやはり低くなってしまいます。さらに、SNS上で呼びかける際、自分の投稿が目立っている必要がある為、人探しに使用できるまでに時間が掛かるというデメリットがあります。

探偵に依頼して人探しをする

仮に自分で見つけ出すことに成功しても、対象者に気づかれたら、もっと遠くに行ったりするかもしれません。また、未成年者の場合、家に連れて帰る事が出来たとしても、後日、再び家出をしてしまうかもしれません。また、恋人や友人、恩師などの他人はそもそも発見する事が出来ない事でしょう。そのような場合は、人探しのプロである探偵に頼むのが一番良いでしょう。

料金は発生しますが、自力で探すより短期間で確実に探し出してくれます。料金も自力で探し出す場合に比べ、結果的に安くなる場合があります。

 

まとめ

人探しの方法は沢山ありますが、個人で行うとどの方法も限界があります。ネット上だと情報の真偽が定かではないですし、実際に聞き込みをしようとしてもどうしたらいいのか分からないと思います。

探偵は人探しのノウハウや経験を蓄積していますので、案件の内容によっては短期間で見つけ出すことも可能です。早く見つけ出したい!と願っている場合は探偵に頼むのが一番でしょう。