大切な家族や恋人、友人と突然連絡がつかなくなってしまった。
今回は、大切な人が行方不明になってしまった場合、どのような処置をとれば良いのかを解説していきます。
家出の相談はどこにすればいいの?
大切な人が家出をしてしまった場合、まず真っ先に警察に相談しましょう。もし事件や事故に巻き込まれている可能性があるならば、その旨を伝える事で専従の調査を行ってくれる場合があります。しかし、大半の家出人は自分の意思で行方をくらます事が殆どでしょう。
そのような家出人に対して警察は専従の調査は行いません。しかし、そうはいっても警察の力は大きいです。他の手段を取るつもりでも、必ず警察に相談し、捜索願を出すようにしましょう。
未成年の家出人の場合は、警察に捜索願を出しておき、パトロールや職務質問などで警察が家出人と接触すると一時保護をし、親に連絡が行きます。
どのタイミングで警察と接触するか分かりませんが、あなたの強い味方になるでしょう。
しかしそうは言っても、専従の調査をあなたはして欲しいと思っているでしょう。民間の人探しを行ってくれる機関は探偵社です。勿論、お金はかかりますが、調査を依頼したその瞬間から動いてくれます。
家出調査は如何に早く着手するかで、見つかる可能性が大きく変わってきます。もし、探偵に依頼するとお考えの場合は、家出してから一週間以内を目安にするとよいでしょう。
他にも、NPO法人や家出人相談ダイヤルなどの手段もありますが、家出人をどのように探すのかまだ決まっていない場合や、沢山の悩み事があるならば上手に活用してみて下さい。
家出の相談をする場合に必要な情報は?
そして、警察に捜索願を出したり、探偵に依頼したりする。様々な捜索方法がありますが、もし調査を依頼する場合は必ず家出人の詳細まで尋ねられます。
予め情報を整理しておくことで、二度手間を防いだり、早目の調査が行われたりします。また、その際の情報は必ず正確な情報でなければいけません。もしわからなかったり、確実性に乏しい情報の場合は必ず説明しましょう。
氏名・生年月日・身体的特徴や車両の有無・動機などは勿論聞かれますが、家出人が同居人の場合は普段の行動パターンや交友関係、金銭面でのトラブルの有無などといった情報も訊ねられますので、詳細に把握しておく必要があります。
そういった詳細な情報を専門機関に提供すると、家出人の早期発見に繋がります。
家出の相談を警察にする場合
行方をくらました時、家出をする原因が全く思い当たらない場合、何らかの事件や事故に巻き込まれている可能性も想定されます。専従の調査が行われる家出人の場合は、事件や事故に巻き込まれている可能性が高い場合や認知症の人が行方をくらました時です。ですので、そういった可能性が少しでもあるのならば必ず伝えましょう。
しかし、専従の調査を取ってほしいからと、嘘の情報を伝えてはいけません。嘘の情報を故意に伝えると罪に問われることがあります。大切な人を見つけ出したい気持ちは分かりますが、正確な情報を伝えましょう。
家出の相談を探偵にする場合
探偵社や興信所にとって、家出人の調査は素行・浮気調査と並んで依頼件数の多い業務です。警察に捜索を依頼する場合と違い、金銭の準備が必要になってきます。
家出人が家出してから依頼するまでの機関が長ければ長いほど、見つかる可能性が低くなるだけでなく、仮に見つかったとしても長期間に及ぶ可能性があります。捜査の期間が長期間になると、それだけ費用がかさみます。
もし探偵社や興信所に調査を依頼するのであれば、自身でも早い段階で情報を集め、依頼・相談する事が必要です。
まとめ
あなたの大切な人がいなくなった場合、一人で抱え込むのではなく、冷静な第三者に相談することです。警察や探偵社はそうした相談を数多く、受けていますから適切なアドバイスと共にあなたをサポートしてくれるはずです。
あなたの大切な人が早く見つかるように願っています。