家出人は捜索しないと危険がいっぱい!

家出をする人数は昔に比べると、人数が多くなっています。それはインターネットカフェやカラオケなど家出をしやすい環境になっているからです。また、女性の家出の場合、インターネットの出会い系サイトで簡単に異性の家に居る事が出来ます。しかし、家出は犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯したりする確率が非常に高いのです。

実際に警察に捜索願を出してから何事も無く発見した家出人は半数程度です。さらに家出の期間が長くなれば長くなるほど犯罪の被害者になる率は上昇していきます。つまり、家出人は早急に探し出す事が重要だという事です。

家出は犯罪に巻き込まれるだけではありません。特に未成年者の家出の場合、少年や少女を引き付ける魅力的な悪い誘いなどは沢山あります。昔に比べて、薬物や売春に対するハードルが下がっているのも大きなポイントです。さらにインターネットにはそうした未成年者家出少女に食事や寝所を提供するサイトまである現状です。しかし、このようなサイトはそうした寝食を提供する代わりに少女の身体を求めたりと危険な目に合う可能性が非常に高いのです。

家出というのは、想像以上に危険なものだという事を認識してください。

 

家出人を警察に捜索してもらうと

身近な人が家出をした場合、多くの人が思い浮かぶ捜索方法が警察に捜索してもらう方法だと思います。警察は全国各地にいる為、直ぐ見つけてくれると安心する人もいるでしょう。しかし、警察は捜索願が出されたからと、積極的に家出人を探すわけではないという事はご存知でしょうか?

警察に捜索願を出すと、様々な項目を尋ねられます。家出人の住所や氏名、生年月日といった基本的なプロフィールは勿論、本人の特徴や体格、最後に目撃した服装、家出をしたと思われる理由などの質問がされます。

警察の本部で情報が登録されます。その情報は全国の警察で共有する事が出来るようになります。そして、警察がパトロール中や検問などで、家出人に対して接触したときのみ、捜索願を出した人の元に連絡が届くようになっています。しかし、その為には家出人と警察がどのような形であれ、接触する必要があります。前述のようにある日突然警察から電話が届き、事件や事故に巻き込まれた後に知るというケースも残念ながらあります。

 

このような家出人は警察も全力で捜査する!

では、警察に頼むのは、いけないのかと言われるとそうではありません。やはり全国各地に存在する警察の力は大きく、どのような形で家出人と警察が接触するか分からないからです。しかし、警察も家出人を全力で捜査するケースがあります。それは特異家出人に分類された家出人の場合です。特異家出人は、日頃から自殺する可能性が高い人や、うつ病の人、認知症患者、誘拐などの犯罪に巻き込まれた可能性高い人などが家出をした場合に総括して指します。

特異家出人の特徴はいずれも人命に関わるという事です。警察は特異家出人の捜索は全力を尽くします。よくあるテレビなどで中継される大がかりな警察の捜索は特異家出人に対する捜査です。しかし、実際には殆どの家出人が特異家出人に分類される事は無く、一般家出人に分類されます。

 

何故警察は家出人を捜索してくれないの?

何故警察は一般的な家出人を積極的に捜索してくれないのでしょうか?それは、家出人の数が多すぎるからです。毎年何万人の家出人が出る中、警察は全ての家出人に対応できるだけの人数も時間もありません。そうなると家出人も優先的に捜査する人を分類する必要があります。その際に、優先すべき家出人が前述のように命に危険がある人という事になります。

他にも、警察には民事不介入という大前提があります。この民事不介入というのは、個人の人権や自由を尊重し、事件にならない限り介入しないという大前提の事です。つまり、家出は本人の意思による物なのだから、警察が介入しないという訳です。

 

実際に家出人が見つかった場合の警察の対応は?

未成年者の家出のケース

未成年者の家出は、金銭的に余裕がない場合が多く、また、収入減も無い場合が大半です。その状態で何日も家出を続けている状態だと、やはり心配になる事でしょう。現実問題、金銭が乏しいのにも関わらず、何日間も家出を続けれるはずが無く、援助交際や犯罪行為によって金銭を得ている可能性が高く、非常に危険な状態です。

未成年者の家出人が警察に接触した場合、多くは補導や職務質問での接触になります。警察と接触すると捜索願を出している人か保護者に連絡が入り、親元に帰す事になります。

しかし、未成年者の家出人が警察に見つかる場合は、犯罪行為の事後であったり、事件に巻き込まれている場合が少なくありません。

 

成年の家出のケース

家出は未成年者だけだと思うかもしれませんが、実際には成人した人の家出もあります。警察にも多くの捜索願が出されています。成人の家出は未成年者の家出に比べると、重く受け取らない事も多い現状です。警察も成人の家出は事件性が無いと判断する場合が多く、積極的な捜査は期待できません。

さらに、捜索願を出していて、万が一発見したとしても、未成年者と違い、保護されたり連絡する事もありません。場合によっては、家族に連絡するように。と一言声を掛けられて終わりというパターンもあります。

 

家出人捜索をして欲しいからと警察に嘘をつくことは絶対にやめましょう

警察に捜索願を出して、家出人を早期に発見しようとすると特異家出人に分類される必要があります。そこで、早く見つけたいからと、例えば、事件性が無いのにあるといったような虚偽を申告すると、場合によっては虚偽告訴罪という罪に問われる事もあります。

必ず止めましょう。

 

 

家出人捜索は人探しのプロへ!

探偵は警察とは違い、人探しのプロフェッショナルです。そして、どのような家出人も優先的に積極的に捜査します。その為、家出人が見つかる可能性も高いのです。家出人捜査に強い探偵社の場合は、大人数の調査員で捜査を行う為、短期間で結果を出す場合もあります。

ですので、人探しを探偵に依頼する場合、小さな会社に依頼すると、他の案件を抱えていて、すぐに調査を行えない場合もあります。また、家出先が遠方だった場合、全国に対応していなければ、対応できない場合もあります。

料金は掛かりますが、大手の探偵社の場合、法外な請求や料金を水増しされるといった事はありませんし、予め大まかな値段を伝えてくれます。探偵社によっては、家出人の家出理由を追及し、解決まで引き受けたり、発見した後のアフターフォローのサポートも行っているところもあります。

 

家出人捜査の依頼はいつするべきなの?

では、探偵に家出人を捜索してもらう場合はどのタイミングで依頼すると良いのでしょうか?警察に捜索願を届けている家出人のおよそ7割が一週間以内に見つかっています。探偵もそれは例外ではなく、家出してから一週間以内に依頼するのが早期発見に繋がります。一週間を過ぎると、家出先が遠方や他県である場合があり、捜査が困難になっていきます。さらに、一カ月以上経つと、場合によっては手掛かりを掴むまで長期間かかってしまい、料金が高額になってしまいます。

早期発見を望むのなら、一般家出人に分類された家出人の場合は、直ぐに探偵に依頼すべきでしょう。

 

探偵社を選ぶポイントとは

探偵に依頼しようと思っても、全国には沢山の探偵社があります。その中からどの探偵社を選ぶのが良いか分からないと思います。中には、依頼者の弱みに付け込み、法外な料金を請求したり、もっとひどいと調査そのものすら行わないといった事も考えられます。また、業種上、口コミでは広がりにくいですので、例え、あなたの近くに探偵に依頼した友人や知人がいたとしても、耳にする機会は殆ど無いでしょう。では、信頼できる探偵社を見つけ出すポイントとは何でしょうか?

公安委員会届出はあるか

現在探偵社を開く場合、公安委員会に届出を出さなければなりません。公安委員会は、届出済みの探偵会社に対して調査員名簿の備え付けなどを義務化しており、また、立入検査や報告などの監督をおこないます。万が一不正行為をした探偵社には、営業停止や場合によっては、廃止命令が出されます。ですので、公安委員会への届出がある探偵社はかなり重要です。公安委員会の許可証は必ず、事務所の目立つ場所に設置する必要があります。ですので、面談等で事務所に行く際は必ず許可証があるか確認しましょう。

 

家出調査が得意な探偵社か

探偵のそれぞれ主な本業は浮気調査と家出調査です。どちらも得意と言う探偵社は少なく、大抵はどちらの分野かに特化しています。それは、浮気調査と家出人調査と言うのは調査の方法が違いますし、何より調査は経験がものを言うからです。探偵社に電話相談する際は家出人調査が得意かどうかを尋ねましょう。それぞれの分野にプライドがある探偵社は苦手な分野は必ず答えてくれます。曖昧な返事をする探偵社の場合は止めておいた方が良いでしょう。

 

料金説明がキチンとしているか

探偵社のHPには、料金が記入しておりますが、多くの場合はそれは目安です。依頼者の話を聞いて、難易度や必要人数、調査期間等を踏まえた上で料金を伝えます。その際に、料金が不当に高額ではないか確認しましょう。HPとの料金表との違いを質問したり、何故このような料金になるのかを尋ねてみて下さい。丁寧に対応してくれる場合、優良な探偵社であると言えます。もし、強引に契約を迫ってくる探偵社の場合は注意してください。

 

まとめ

今回、探偵と警察という家出人を探し出す二つの二大機関を解説していきましたが、例え探偵に依頼する場合でも必ず警察に捜索願出しておいて下さい。どのような形で家出人が見つかるか分かりません。また、一つの探偵社ではなく、複数の探偵社に電話相談をするようにしましょう。只、どうしても早く見つけ出したいからと、複数の探偵社に同時に依頼する事は止めましょう。そのような行為をしている事が探偵社に発覚すると調査を打ち切るだけでは無く、場合によっては、違約金が発生する場合がありますので、依頼した場合は必ず契約書に目を通すようにして下さい。あなたの大切な人が一日でも早く見つかるように願っております。